PMSや生理不順、辛い生理痛に悩まされている女性は多いと思います。
ホルモンバランスが乱れてくるとそのような不快な症状が起こりやすくなるもの。
今回は足裏の反射区を刺激するリフレクソロジーという反射療法を使った簡単なツボ押しで不快な症状を和らげる方法を書いていきます。
セルフケアを知っておけば日頃から自分でホルモンバランスの乱れを改善できますよ^ ^
ツボ押しをする前に
効果を引き出すためにツボ押しをする前に足裏を温めて血流良くリラックスした状態にしておきましょう。
足湯でも構いませんし、お風呂上がりなど体全体が温まってリラックスした状態の方が効果があります。
また、ぬるめのお風呂にゆっくり入りながら足裏を刺激する方法もおすすめです。(熱いお風呂はお勧めできません)
骨盤のツボを温める
骨盤のツボはかかとにあります。骨盤は子宮や卵巣を守っている骨。ここを手で掴み込むように刺激を与えることで骨盤がリラックスし子宮や卵巣に良い環境を与えます。
かかとを包み込むように覆い、5本の指の腹全体で圧をかけていきます。
かかとがほんのり温かくなりリラックスするのを感じましょう。
ちなみに、普段からかかとがカサつきがちな方は骨盤内が冷えている可能性があります。良くマッサージをして血行促進していきましょう。
脳下垂体のツボを刺激する
ホルモンバランスは脳下垂体がコントロールしています。脳下垂体の反射区を刺激することで正常にホルモンの分泌が行えるように働きかけることができます。
脳下垂体のツボは親指の中心部分。
ここを指を曲げた関節で強めに圧をかけてぐりぐり動かし刺激をしていきましょう。
親指がカサついている人は脳が疲れている可能性が。リラックスをしてマッサージしてあげると脳もリラックスでき自律神経も整いやすくなりますよ。
脊柱のツボを刺激する
脊柱は脳から骨盤まで繋がっている幹線道路のようなもの。ここの緊張をとることで流れやすく腰にでてくる重怠さなどの不快な症状を緩和することができます。
脊柱のツボは親指の外側からかかとにかけてにあります。親指側から頸椎→胸椎→腰椎です。
頸椎→胸椎→腰椎の順に筋肉を剥がすようなイメージで押しながらスライドしていきましょう。
腰椎部分は生理前は辛くなりやすい箇所。特に念入りにほぐしましょう。
子宮・卵巣のツボを刺激する
最後に子宮と卵巣のツボを押して働きが活発になるよう刺激していきます。
子宮と卵巣のツボはかかとの左右にあります。親指側が卵巣、小指側が子宮です。
両側を挟むように抑えて圧をかけていきます。
骨盤や子宮・卵巣のツボは妊娠中に刺激をしてしまうと刺激され収縮してしまう可能性があるので、気を付けましょうね。
ちなみに、男性の場合は生殖器の反射区になります。機能向上のツボでもあるのでパートナーのかかとを刺激してあげても良いですよ^ ^
セルフツボ押しをする際の注意事項
自分にする場合でも誰かにしてあげる場合でも以下のことは注意し確認してから行いましょう!
確認事項
※当てはまる方には行わないようにしましょう
- 熱がないか
- 怪我をしている場所がないか
- 炎症を起こしている場所がないか
- 妊娠はしていないか
気をつけること
- 押す力は強ければ効くということではない。気持ちいい、痛気持ちいいくらいの力加減で行う
- 室温は適温か?暑すぎる場所や寒すぎる場所は適しません
- 床が硬い場合は下にマットを敷きましょう
- 重い持病がある時は医師に確認をしましょう
- 水分を適度に取りましょう
以上、ツボ押しは適切に行わないと効果を得られないどころか症状が悪化してしまう場合もあります。注意事項は守って行いましょうね(^_-)
まとめ
リフレクソロジーは日常の不快な症状や軽い未病を改善する効果があります。
PMSや生理痛が酷すぎる場合は婦人系疾患の可能性もありますので婦人科で早めに診てもらいましょうね。
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