新型コロナウイルスの特徴から見る家庭内での感染リスクを減らす方法

コラム
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自宅で過ごすことが多くなりましたが、ずっと家にこもっている訳にはいきません。仕事に行かなくてはいけない人も沢山いますし、スーパーなどの買い出し、健康のための散歩も大切です。

この自粛期間に家庭内にウイルスを持ち込んで家族に感染させてしまうなどは避けたいですね。感染リスクを減らすためにはどうしたらいいのか?自宅ではどんなことを気をつけたらいいのか?

お子様や高齢の家族がいる方はとても心配されるところだと思いますので、新型コロナウイルスの特徴から感染予防対策を書いていきたいと思います。

 

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3密でなくても気をつけるべきこと

集団感染が起きてしまうリスクが高い状態は3密」と言われています。

新型コロナウイルスの感染拡大を防止するために日常生活ではこの「3密」を避けるよう気をつけなければいけません。

この3密というのは「密集・密閉・密接」です。

詳しく説明すると、

「多くの人が1つの場所に集まる密集場所」「換気が悪く空気がこもっている密閉空間」「手を伸ばしたら届く近い距離で会話をする密接場面です。

これら1つでも当てはまったら感染リスクは高くなりますが、3つの条件が重なった時に集団感染(クラスター)が起きているので外出をされる時にはまずは自分が感染しないように、持ち込まない為にも特に注意が必要です。

コロナウイルスの特徴から自宅で出来る予防

自宅待機中は3密の場へは行かない、避ける、外出時は他人との距離(ソーシャルディスタンス)を保つ、マスク手洗いの徹底というのは大前提です。

ではそれ以外に何が出来るのか?

油断しがちなことはないか?

コロナウイルスの性質からこれらを考えていきましょう。

油断しがちな密閉に気をつける

まず再三言われている他人との距離(ソーシャルディスタンス)2mが有効なのは野外でのことです。密閉空間では生き続けます。

日本医事新報社に掲載されている論文でもオープンエアでは2mで感染性を失うとはっきり書いてあります。

日本医事新報社 新型コロナウイルス感染症(COVID-19)のウイルス学的特徴と感染様式の考察(白木公康)

2m飛ぶ間にウイルスの粒子が乾燥するためだそうです。

これが湿気のある密室ではウイルス粒子の乾燥が免れるので数分から30分程度、感染性を保ったまま空気中に浮遊することとなります。

室内で換気をあまりされていない空間では2mの距離を保っているからと安心は出来ないんですね。

例えば密集していなくても34人で換気のされない1つの部屋に数時間いたら、ウイルスの感染性は保たれたまま漂うことになります。

密集や密接は換気をされていてもソーシャルディスタンスが保たれないため、感染リスクが高まるのは誰でも想像できますが、油断しがちなのが密集も密接もしていないけど換気の悪い密閉空間。

自宅待機中も感染者や感染の疑いのある人が家族にいなくても、いつどこでウイルスが持ち込まれるか分かりません。

密集していなくても換気は常に意識してやっていくことが感染防止の鍵になるということですね。

外出すれば髪の毛や服にも付着する可能性がある

外から戻ってきた時に手はちゃんと洗いマスクも気をつけて捨てたり洗ったりしていると思います。ですが、服やバッグや髪の毛などにも付いている可能性があります。

オープンエアでウイルスは2m飛ぶ間に感染性がなくなるということですが、何かに付着した状態では数日間生存します。

厚生労働省によりますと、ステンレスやプラスティックの表面では数日間、ボール紙などでは24時間生存との報告があります。髪の毛や服についたウイルスもそのくらい生存するということですので、まずは直接付着しないためにもソーシャルディスタンスは守り帰宅したらすぐ着替えて手洗い洗顔(できれば洗髪も)すると良いでしょう。

帽子やアウター、バッグなどは玄関先に置き、家の中に持ち込まないようにしましょう。持ち込む場合は出来ればアルコール除菌シート、なければウエットシートなどで拭き取るようにすると付着しているウイルスを減らすことができます。

ちなみに、銅に関しては4時間生存と他の金属の中ではかなり短い生存率です。今はそれを踏まえて銅繊維を使ったマスクや感染予防製品の開発も考えられているそうです。期待したいですね!

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食品にもウイルスが生存している可能性がある

食品からの感染はないとされていますが、スーパーなどで売られている野菜や惣菜は不特定多数の人が選ぶ際に触れます。最近では野菜も袋に入れられたものが増えてますので、そういうものを選び調理の際にはよく洗うようにしましょう。

コロナウイルスも他のウイルスと同様80度で10分程度の加熱で死滅するとのことですので、惣菜を買ってきた場合も一旦加熱すると安心です。

また、冷凍食品も簡単で美味しくて安心ということでとても人気がでています。保存もきくので常備しておくと外出を控えたい時、子供だけになる時、簡単に済ませたい時などに便利ですね。

まとめ

家庭内にウイルスを持ち込まないために、持ち込んだとしても感染させないために、出来ることはたくさんあります。

  • 乾燥すると感染力がなくなる!→密閉して空気を篭らせない。換気する。
  • 帰宅したら持ち物全てに付着している可能性!→玄関までで食い止める。洗うor拭く。
  • 80度10分で死滅する!→調理済みの惣菜も再加熱する。生の場合はよく洗う。

見えないウイルスをずっと気にして生活をするのはとても大変ですが、この生活が今後のインフルエンザ予防などにも活かせてくると思います。

詳しくはこちらをご覧ください。

日本渡航医学会 日本産業衛生学会 新型コロナウイルス情報 Q&A

厚生労働省HP〜新型コロナウイルス感染症について〜

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セラピストKaori

関東で女性専用ボディメイクメソッドを教えるインストラクター。
整体師・カイロプラクター・パーソナルジムトレーナー・ヘッド&フットセラピストなど幅広い分野で活動し日々体と向き合う。
専門知識を踏まえた真の「きれいな身体」について考えるボディメイク整体師。

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