女性の魅力のひとつに「くびれ」があります。
くびれと言うとウエストの左右の曲線を思い浮かべると思いますが、後ろにもくびれがあります。
「背中からお尻にかけてのくびれ」です。
ここのくびれは間違った意識で作ろうとすると出っ尻に。体型の崩れやそれに伴う痛みに繋がるので注意!
今回は美尻だけが作れる綺麗な腰のくびれについてお話しします!
腰のくびれとは??
腰のくびれとは背骨の湾曲からヒップの丸みで作られるくびれです。
- 緩やかな腰椎の前弯があること
- ヒップに立体感があること
これが腰のくびれの大事なポイント。
できれば背中は腰だけでなく緩やかなS字のカーブを描いていることが理想。女性らしいしなやかな印象になります。
しなやかな背中についてはこちらの記事で書いてあります。
出っ尻は綺麗な腰のくびれとは言えない
日本人には骨盤後傾の人が多く、欧米人は骨盤前傾の人が多いと言われています。
欧米人がお尻が発達している方が多く、綺麗な丸い形になりやすいのは骨盤が立っているから。体幹がしっかりし、お尻の筋肉が使われやすくなっているのです。
雑誌などのポーズではお尻をきわ立てるためにかなり前傾で撮っている場合が多いですが、普段からあのくらいの前傾でいたらきっと腰痛が出てくるでしょう。さらにお腹に力が入らずお腹がぽっこり出てきてしまいます。
普段から前傾の強い方はそのような悩みがきっとあるはず。
出っ尻というのは、骨盤の前弯が強くお尻が出ている体型のこと。
緩やかなS字曲線からのお尻の丸みではありません。
日本人は腰のカーブが出来にくい
先ほども書いた通り日本人は骨盤が後傾しやすい傾向にあります。
骨盤が後傾しているということは、仙骨が後ろに倒れているということ。そうすると腰椎の前弯も少なくなります。そこでもう腰のくびれはあまりなくなってしまうのですが、さらに、骨盤が後傾しているとお尻の筋肉があまり使われなくなってしまうのです。
お尻に立体感が出ないので余計にくびれが無くなることに。
お尻の立体感とは脂肪がついてて大きなお尻とは違います。筋肉がしっかり付いているお尻です。
お尻は脂肪の多い部分ですから、この筋肉がなければ重力に負けて太ももの方まで下がります。それじゃあくびれなんて出来ないですよね。
日本人が腰のカーブが出来にくい理由は
- 骨盤が後傾して腰の前弯があまりない
- お尻の筋肉が弱く下にさがり立体感がない
この2つが大きいと思います。
美尻だけが作れる綺麗な腰のくびれ
実は美尻でなくてもすぐに腰のくびれは実際よりあるように見せることは可能です。それは「腰を反る」。
腰を反ることで腰椎の前弯ができ、骨盤が前傾することでお尻のお肉が上に持ち上がるから。
もうちょっとお尻をぷりぷりに見せたいという時にそんなポーズで撮ると盛れます!いわゆるこれが出っ尻です。
ですが、本来の綺麗な腰のくびれとは違います。冒頭に書いたようにこのような姿勢でいると腰痛になったりお腹側の筋肉が使われずぽっこりお腹になったりします。
本来の綺麗な腰のくびれは美尻が作るもの。
緩やかな腰の前弯があり、お尻のトップに立体感があることで出来るくびれが理想的。
腰を反らなくても丸いカーブができるほどの美尻が理想なのです。
まとめ
出っ尻と美尻の違い、綺麗な腰のくびれは美尻なくしては作れないことをお分かりいただけましたか?
美尻は努力で手に入ります。
腰を過剰に反らなくてもくびれるほどの美尻を手に入れましょう!
コメント