身長と体重が同じでも太って見えたり痩せて見えたり。見た目の印象が全然ちがうってことありますよね。
どうしてだと思いますか?
それは体を構成している組織の割合が違うからです。
密度の高い筋肉が多ければぎゅっと締まって痩せて見えますし、
密度の低い脂肪が多ければ肥大して見えます。
(あとは体内水分量とか骨格もあります。)
どのくらい違うのかちょっと見てみましょう。
脂肪の重さは水の0.9倍。
筋肉の重さは水の1.1倍。
です。微々たる違いのようですが、単位が大きくなればその差も大きくなります。
分かりやすく体積で見てみましょう。
水100gだと100㎤なので
脂肪100gで111.0㎤
筋肉100gで90.9㎤
となります。
同じ100gでも脂肪のほうが20.1㎤も体積が大きくなります!
重量が増えればまた体積の割合も増えます。
体重50kg同士でも、脂肪の割合が多い人は体積が大きく肥大して見え、逆に筋肉の割合が多い人は体積が小さく締まって細く見えるということ。
納得!
体重ではなくシルエットを重視することが大切ですね!
食事制限だけのダイエットをすると筋肉が落ち体脂肪率があがります。
きれいな身体をつくっていくためには、食事制限だけでなく運動も取り入れていくことがとっても大切なんです。
痩せて見えていても体脂肪が30%以上の人は「隠れ肥満」と言われますので注意しましょうね。
隠れ肥満の起こりやすい症状としては
- 代謝低下
- 冷え・浮腫み
- 便秘
- 生活習慣病予備軍
- 気分の低下
- 免疫力低下
- 不良姿勢
- たるみ・老化
- 関節痛
きれいな身体とは言えないですね。
表面的なものだけに捉われず、本当の『きれいな身体』を作っていきましょう^_^/
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