ダイエットといえば体重管理。
ですがこの体重管理こそがダイエットの邪魔になっているとは思いませんか?
体重なんて実はどうでもいい
スタイル抜群の女優さんの体重を知ったとします。
想像より体重が軽かったら「軽すぎ!やっぱりそんなに軽いんだ」
想像より体重が重かったら「意外とあるんだ!安心した」
となりますよね。
でも女優さんのスタイル抜群は変わりません。
あなた自身の場合もそうです。あなたの体重がどうであれスタイルは見た目で決まります。
太い?細い?引き締まってる?たるたる?すべて見た目。
ちょっと水飲んで増えた。トイレ行って減った。
ほんの500g増えた減ったで一喜一憂しているのは無意味だと思いませんか?
体重は単なる目安。1年に1回の健康診断の時に乗るくらいで十分です。
体重計に振り回されているくらいならいっそ乗らない方がダイエットは成功しますよ!
体重計に乗らないダイエットに向いている人
体重を計るからこそモチベーションがあがり成功する人もいますが、その逆で体重計が足かせになり負のループへ突入、失敗する人もいます。
下記で当てはまる項目が多い人ほど体重計に乗らないダイエットに向いています。
- 毎日何回も体重計に乗る
- なかなか体重が減らないともうどうでもいいやと投げ出したくなる
- 1kg未満の増減でも浮き沈みしてしまう
- 増えていたら開き直ってヤケ食いしてしまう
- 胃腸風邪や下痢になると密かに嬉しい
- 水分を飲んだ後に体重計に乗りたくない
- 食欲が爆発して気持ち悪くなるほど食べてしまうことがある
- 暴食したあとは自己嫌悪で吐き出したくなる
- 友達が少食だとイライラする
いかがでしたか?3つ以上当てはまる項目があったら思い切って切り替える価値ありです。
体重計に乗らないダイエットのポイント
ではただ体重計を排除するだけでいいのか?といったらそうでもありません。
成功するポイントだけはおさえておきましょう!
毎日全身を見る
お風呂入る時、着替える時、いつでもいいので毎日全身を見ましょう。着衣ではなく全裸または下着姿で、です。今の自分の姿をみて、どうなっていくのが理想かイメージしてみましょう。
数字として変化を知りたい人はメジャーで太もも周り、ふくらはぎ、ヒップ、ウエストなど気になるところを測って記録をしておきましょう。
サイズは1日2日で変わらないので1週間に1回くらいで十分です。
便秘があれば解消する
便秘はダイエットの大敵!体内の一番の毒素は便です。いらなくなったものの塊。
腸内環境の悪さは肥満や肌荒れの原因。便秘を抱えたままではいくらダイエットを頑張っても思うように効果が現れません。
ダイエットをするなら、まずは便秘解消だけはしておきましょう!
便秘解消のヒント
- 水溶性食物繊維を食べる(フルーツや海藻類)
- 不溶性食物繊維を食べる(穀物や根菜類)
- 水分を摂る
- オイルを摂る
- ネバネバ食材を摂る
- 適度な運動をする
- お腹を温める
便秘の原因は様々。諦めずに色々と試してみることが解消の秘訣でもあります!
何を食べてもOKだけど暴飲暴食は控える
とくに炭水化物がダメ揚げ物がダメなどの決まりごとはいりません。設定しない方がストレスがなく余計な食欲を抑えられます。ただし、暴飲暴食は体に負担がかかり美容にも健康にも悪いので控えましょう。
ノンカロリーのものだけで満腹になるのもNGです。中枢バランスが崩れてしまいます。
甘いものや炭水化物が食べたい時は、「食べたいけど食べたら太る」→「我慢しなきゃ」→「でも食べたい食べたい」→「我慢我慢」→「食べたい食べたい食べたい食べたい食べたい」
と、我慢が食欲を呼んでしまっている状態。頭の中はそのことでいっぱいになってしまいます。
この負のループを脱出しなくてはなりません。
「食べたいから食べよう」→「美味しい」→「満足」この単純な回路になるのが理想です。
体に良いものを選ぶようにする
食べるものは体に良いと言われているものを選ぶようにしましょう。いつも同じものでなくてもいいです。むしろいつも色んな健康食に興味をもって色んなものを食べましょう。
雑穀が体にいいと聞いたら食べる、納豆が体にいいと聞いたら食べる、キノコがいいと聞いたら食べる。
美味しい食べ方を工夫したり、コンビニで買えるヘルシー食を選んだりしながら楽しく食を考えられるようになることが理想です。
よく動く
食べ物と体重のことで頭がいっぱい。運動しなきゃという使命感と焦り。やる気もでないのに毎日なんとかこなす。
そんな楽しくないダイエットは何度も投げ出したくなりますよね。
体重計に乗らない、食事ストレスがない、となってくると脳内を占領していた食べ物と体重の割合が減り、他のことを楽しめるようになってきます。心が軽くなりフットワークも軽くなります。
楽しそうなことに色々チャレンジしてみましょう!外出したり家の模様替えをしたり。
食べること以外に脳の快楽を感じるようになってきたら痩せ街道まっしぐら。食べるのも忘れて夢中になれるほどの楽しみをみつけられたらいいですね。
体重計に乗らないメリット
体重計に乗らなくなることでどんなメリットがあるのでしょうか?忘れてしまいがちな大切な事が潜んでます。
ストレスが激減
ダイエットの天敵はストレス。ストレスは異常な食欲、やけ食いのもと。
どんなに頑張っていても体重は必ず増減するもの。頑張っているのに増えたという絶望感、美味しいものを食べてもその後の計測を考えると気分が落ちてしまう。
そんな、なかなか減らない焦りと苛立ちから解放されます。
自然とやけ食いからも卒業でき、異常な食欲ともさよならです。
他のことに意識が向くようになる
毎日計測をしていると水を飲む時ですら、これで何g増えるか気になるもの。
いつもいつも自分の食べたものと体重、これから食べるものと体重、そればかりが気になります。
食べ物と体重計のことは考えず、食事やスポーツやレジャーを楽しめるようになったらこっちのもの。
自然とアクティブになり太らない生活と体を手に入れられます。
食べる恐怖からの解放
食事をするときの恐怖。これを食べたらどのくらい増えるんだろう。食事をしていてもそればかりが気になり食事が全然楽しめません。
食べることの恐怖が進むと、他人の食事にも目が向くようになります。目の前の人がたくさん食べていると安心し、あまり食べていないとイラつきや焦りがでます。
体重計と決別するとその意味のない恐怖やイラつきから解放されますよ。
体の変化を敏感に感じられる
体重計の数字を頼りにすることをやめると、自分の体の変化に敏感になってきます。
今日はお腹がすっきりしている、今日は水分溜め込んでいるなぁ。
毎日鏡でチェックして理想体型をイメージしているのですからそれは敏感です。
有酸素運動をしたくなったり、筋トレをしたくなります。鏡をみたその場でしてしまうかもしれません。
明日はちょっと食事を軽めにしようかなと思うかもしれません。
自分の理想体型へ向かって行うダイエットは体重計に乗っていた頃と同じように思えます。
ですが、数字を減らすために頑張るのか?具体的なイメージを目標として頑張るのか?は全然違います。
体重計で管理するデメリット
数字にするととても分かりやすく頑張った成果を目で見て実感できますよね。
でもその分、無駄に振り回されたりもします。
気持ちのアップダウンが激しい
無意味な数字でモチベーションが上がったり下がったり。ヤケになったり。勿体ないですね。
水分量が変わっただけで脂肪は全然変わっていないのにたかが1kg増えただけでヤケになって暴飲暴食してしまうなんて残念すぎます。
いつも体重のことが気になり楽しめない
旅行も食事もレジャーも飲み会もその後の体重のことが気になって楽しめないなんて勿体ないですね。
周りの子が楽しんでいる様子を見て更に自己嫌悪に陥りがち。全てがストレスになって心身のバランスが崩れ太りやすい体になってしまいます。
本当のダイエットの意味を見失う
きれいな身体になることよりも数字を減らすことばかりに気が行ってしまうと食事内容が栄養関係なく水だけだったり寒天だけだったり。ゼロキロカロリーのものだけで胃を膨らませたり。下剤を飲んだり、吐いたり。
こんな事をしていては本末転倒です。
体重計に囚われると摂食障害になりやすいので注意しましょう。
肉体美女性の身長と体重を比較
スタイル抜群の秋元才加さんは身長も高く引き締まったBODYとして取り上げられることもしばしば。公表している秋元さんの身長と体重はこちら。
- 身長:166cm
- 体重:59kg
- BMI:21.41
- 体脂肪:16%以上
とても引き締まっていてモデルさんのようにカッコいい体ですがBMIは標準となっています。
また、ママになっても美BODYをキープしている熊田曜子さん。ご自身で体重と体脂肪率を公表しています。
- 身長:165cm
- 体重:49.5kg
- BMI:18.18
- 体脂肪率:16.9%
お二人とも体脂肪が若干少なめですが、健康的な理想的なBODYですね。
まさに体重より見た目!
ちなみに、筋肉美で有名なAYAさんや中村アンさんともなると体脂肪率が一桁とのこと。私的には今後の女人生のためにはもう少し脂肪を増やした方がいいのでは…と思いますが、仕事ですから余計なお世話ですね。何はともあれあそこまで鍛え上げるのは脱帽です。
まとめ
いま、ダイエットの効果がなかなか出なくて辛くて彷徨っているなら一度体重計とはさよならして過ごしてみてはどうでしょう?
つらい負のループから抜け出すきっかけになるかもしれません。
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