『顔が歪んでいるのが気になる』と悩んでいる方は意外と多いと思います。誰でも左右の顔は違うものですが、気になるととことん気になるもの。
左右の顔が非対称になってしまう原因は何なのでしょうか。生活習慣で改善できる場合もありますのでその原因を探ってみましょう。
右脳左脳の影響
以前に右脳顔と左脳顔の違いについてお話しました。
そこでも書いた通り、右脳は感情や感性を処理し左脳は論理的な思考を行います。右脳が司る左側の顔は感情に影響された顔になりますし、左脳を司る右側の顔は論理的な思考に影響されます。
左側は優しい顔、右側は厳しめな顔になる方が多いように思います。
右の顔と左の顔はそういった点でそもそも司っている脳が違うので完全に左右対称になることはほぼないと言えますね。
噛み癖や噛み合わせ
頬の高さやあごの歪みがある方はかみ合わせが悪かったり、左右どちら一方でしか咀嚼をしないという癖があるかもしれません。
咀嚼する時に使う筋肉は頬のところにあり、噛み癖で筋肉の発達にも左右差がでますし筋肉のバランスが悪くなると顎関節のズレの原因にもなります。左右平等に噛むように心がけることと、かみ合わせを整えることをお勧めします。また、歯ぎしりや噛みしめ癖がある方は咬筋が発達してエラが張りやすくなります。咬筋を優しくマッサージするのと同時に咬筋リラックス体操をやってみましょう。
【咬筋をリラックスさせバランスを整える体操】
- リラックスして口を半開きにする
- 上を向いて左右に揺らす
- 下を向いて左右に揺らす
- ゆっくり左右を向く
- ゆっくり左右に頭を傾ける
- ゆっくり頭を右回り左回りまわす
顎関節の歪み・対処法についてはこちらで詳しく書いています。
ほおづえを付く癖
顔が歪む原因として「癖」があります。ほおづえを付く癖は噛み癖と並んで顔をゆがませる原因になります。横座りなどの座り癖で骨盤が歪むのと同じですね。無意識に片方にだけに負荷をかけ続けていると徐々に関節、筋肉、皮膚が非対称になってきます。ほおづえを付いたまま喋ったり咀嚼をすると余計にバランスが崩れるので気を付けてくださいね。ちなみに、ほおづえは座った状態でのほおづえだけでなく横に寝た状態のほおづえも含まれますよ。
寝る向きがいつも一緒
ほおづえの時と同じでいつも同じ向きで寝ていても顔の片面だけ圧迫されて顔の歪みにつながります。ですが、ほとんどの人は向きがちな方向はあるけど睡眠中に寝がえりを打っているものです。入眠の時にいつも同じ向きだからと心配しなくても大丈夫です。
ただ、寝返りが打ちづらい布団だったり体の不調や歪みで寝返りが激減してしまうと歪みの原因になります。寝返りは顔の歪みのほかにも体のバランスを整えたりリンパの流れを促す役割があるので大切です。布団は寝返りがしやすいようにある程度の硬さがあるものがベスト。自分で寝返りをあまり打っていない自覚があるようでしたら、途中目が覚めた時に逆向きになるなど動くよう心がけると良いでしょう。
まとめ
以上、顔の歪みはその上についている筋肉や脂肪など、皮下組織で決まります。
意外と自分で気付いていない癖があるものなので、心当たりがあるようでしたら改善していきましょう。
また、右脳左脳の話でもあるように誰でも左右差はあるもの。気にしすぎも良くありません。綺麗な女優さんもよく見ると必ず左右差はありますから!左右差がない顔が美しいとは限らないんですよ。
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