寝ているときに急に激痛が!しばらくどうすることもできず痛いですよね。
攣りやすい人と攣りにくい人は何が違うのでしょう?
足が攣りやすい原因をみていきましょう。
足が攣るメカニズム
足がつるときは、過剰な筋肉の収縮が起きています。
筋肉を動かす時は脳からの指令で収縮・弛緩しています。
ですが、筋肉の収縮や神経伝達に深く関わっている電解質(イオン)のバランスが崩れると何かの拍子に筋肉が反応し過剰収縮をしてしまいます。
寝ているときのふとした寝返りや足の動きに筋肉が過剰に反応してしまうんですね。
それが「足がつる」基本的なメカニズムです。
なぜ寝ている時が多いのか?
足が攣ることは寝ているとき以外でもどんなときでも起こります。
が!寝ているときに起こることが多いのは寝ている時の水分量や血流などが電解質バランスの崩れや過剰反応に影響しているから。
電解質とは??
電解質とはミネラルのなかのカルシウム、ナトリウム、マグネシウム、カリウムこのとで、水に溶けると電気を通す物質(イオン)になるのです。
体液はこの電解質と水分で作られています。
電解質は細胞の浸透圧をコントロールしたり筋肉の収縮や神経細胞の働きに大きく関わっています。
睡眠中は汗などで軽い脱水が起こりがち。水分不足になるとこのコントロールがうまく出来なくなり電解質のバランスがくずれてしまいます。
筋肉の収縮作用が強く引き起こされ、攣るという現象につながります。
血流の悪さは攣る条件の1つ
さらに睡眠中は心拍がゆっくりで血流も穏やか体温も下がります。その状態で筋肉疲労が起きていたり冷えていたりすると更に血流が悪くなります。
血液の流れは各細胞へ酸素や栄養を届け、そして要らなくなった老廃物を回収する大事なもの。
血流が悪くなるということは筋肉への栄養供給や老廃物の排出がうまく成されないということになります。
このように筋肉が悪い状態で電解質バランスも崩れていると、ちょっとした刺激で筋肉が過剰に収縮反応してしまい足が攣る現象になるのです。
足が攣った時の対応
ふくらはぎの場合は足を胸に近づけてからつま先を引き寄せていくといいでしょう。
痛い時に動かすのは怖いので、人にやってあげる時は確認をとってから行いましょうね!
足が攣らない予防法
- 就寝前に水分をとる
- 寝る前にしっかり湯船に入りストレッチをする
- 就寝時も冷えないように布団をかける
- 枕元に水分を置き、目が覚めたらひとくち口に含む
- ミネラルを積極的に摂取する
これらが攣らないための予防法になってきます。
バランスの良い食事をして、筋肉のケアをしてあげることであの痛い攣る現象を回避できるのです。
足が攣りやすい人は体質だと諦めて放って置かずに、体の状態が悪いお知らせだと思い生活を改善することをお勧めします!
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