かかとは普段あまり見えないところですが意外とがさがさ気になっている女性多いのではないでしょうか。夏はサンダルからチラ見えするかかとが気になりますし、冬はタイツが引っかかり伝染しがちですよね。
ケアをしていてもなりやすい人というのはなかなか完全には治らないものです。
そこで、今回はしつこいがさがさの原因と改善法について書いていきたいと思います!
かかとのガサガサひび割れの原因は?
かかとがガサガサになってひび割れてしまう原因は『乾燥』と『血行不良』と『摩擦』です。
もともとかかとは皮脂腺がない場所なので、他の部分よりも乾燥しやすい部位です。
更に血行不良によりターンオーバーが低下すると不要になった角質が蓄積され分厚くなっていきます。それが更なる乾燥を呼んでゴワゴワしてきます。
そしてかかとは全体重がかかる場所。圧力+歩く時の摩擦がかかり乾燥しゴワゴワになった角質がひび割れてしまいます。
冬になると汗をかかない分、乾燥しやすくなりガサガサが酷くなりがちですが靴下を常に着用していることが多いためケア次第では保湿効果がしっかり現れます。
逆にサンダルを着用し裸足で生活することが多い夏では紫外線や摩擦刺激などにより乾燥が進むことあります。
かかとがガサガサになりやすい人
どんなにケアをしてもすぐガサガサになってしまう人とそこまで念入りにケアをしなくてもガサガサにならない人がいます。これは何故でしょう?
かかとがガサガサになりやすい人は…
- 冷え性の方
- 乾燥肌の方
- 血管が細い方
- 下半身の巡りが悪い方
- 裸足でいることが多い方
- ハイヒールを履くことが多い方
- よく歩く方
女性は男性より血管が細いので末端冷え性の方がとても多く、足先や指先がカサつきやすくなっています。
手の指は動かす機会が多いですし心臓から近い部分ですが足は手の指ほど動かさないですし心臓から1番遠い部分です。どうしても血行が滞ってしまいがち。
また、ハイヒールや合わない靴を履くことでも足底に負担がかかり血行不良や摩擦でガサガサになりがち。
裸足でいることが多い方も常に外気に晒されて乾燥しやすいですし、歩くことが多い方も摩擦が多くなりますので毎日のケアが大切になります。
足元が冷える方や足底に負担をかけている方は気をつけないとかかとがガサガサになりやすいのでケアをしっかりした方がいいですね。
がさがさかかと改善!毎日のケア方法
かかとのがさがさケアには毎日のケアが大切になります!
毎日これだけはすべきケアは『お風呂上がりの保湿』です。お風呂上がりは血行がよくなり肌も柔らかく潤っているように思えますが、実は急激に水分が蒸発して乾燥が進んでしまうタイミングです。お風呂上がりは約15分もすると入浴前より乾燥してしまうそうなので出来るだけ時間をおかず保湿を行いましょう!
ボディークリームorオイル
普段のかかとケアには体に使うボディークリームや馬油やホホバオイルなどのオイルで十分。
すぐ靴下を履くのなら良いですが、お風呂上がりにベタつくものを塗ってしまうとその後困ってしまいますので、ベタつきが残らないものがおすすめ。
とはいえ、皮脂腺のないかかとには油分が必要です。水分と油分がバランス良く配合されたものがベスト。
馬油やホホバオイルなどは案外サラッとした塗り心地なのでお風呂上がりに塗ったら髪の毛を乾かす間にサラサラになりますよ!
もし気になるようならボディークリームで潤してから就寝前にもう一度オイルを塗るなどしてもいいですね。
尿素入りクリーム
尿素は乾燥しがちな肌をなめらかに保つためにとても効果があります。たんぱく質を分解する働きがあり、硬くなった角質を柔らかくしてくれるのです。
ただし、健康な肌に使うと必要なたんぱく質も分解して肌のバリア機能が壊されてしまい肌荒れの原因にもなりますので角質の硬くなってきた部分にだけ使うようにするといいですね。
また、刺激が強い成分なのでひび割れや乾燥による痒みで引っ掻き傷のある部分に使うとピリピリした痛みを感じやすいので気を付けましょう。我慢して使うと赤くなって炎症が起きてしまう可能性もあるので、ピリピリと感じたら違うものを使いましょう。
酷いがさがさひび割れかかとにはこれ!
がさがさが進行してオイルや尿素クリームでは効果がない、ひび割れてしまって痛い場合には炎症を鎮めなら角質を柔らかくして治していくトコフェロール酢酸エステル(ビタミンE誘導体)やグリチルレチン酸の配合されたクリームがおすすめ。
トコフェロール酢酸エステル(ビタミンE誘導体)が皮膚の血行を促進し新陳代謝を促し、更にグリチルレチン酸が炎症を鎮め健康的な皮膚に近づけます。非ステロイドなので誰でも安心して使用できるのも嬉しいですね。
かかとの角質が分厚くなっている場合は、かかとヤスリもおすすめです。入浴時、角質が柔らかくなっている時に優しく擦りましょう。
ただし、強く擦りすぎたり角質を落としすぎてしまうと守るために逆に角質が厚くなってしまいます。分厚い角質部分にだけ使用し、くれぐれもやり過ぎないように気を付けましょう。毎日の習慣にはせず気になった時だけに使い、少し良くなってきたら使用をやめます。
そして角質を取ったあとはとても乾燥しやすいので、やはりすぐに保湿することが重要です!
まとめ
かかとはあまり見えない部分かも知れませんが、だからこそふと見えた時にツルツルだと手入れが行き届いている印象を与えられるところです。
仕方ないと諦めず、お手入れ習慣をつけていきましょう!
また、どの方法でも改善しない場合は水虫や内臓の病気など他の原因がある場合があります。気になったら一度診てもらいましょう。
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