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VBAの資格は「VBAエキスパート」|受験料・合格率と、2027年4月リニューアル前に受けるかの決め方【40代の独学】

VBAの資格はVBAエキスパート。受験料・合格基準・合格率、2027年4月リニューアル前に受けるかの決め方、実機で確かめたセルフチェック プログラム
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【この記事について】試験の科目・形式・合格基準・受験料・合格率・リニューアルの予定は、2026年10月24日時点で、VBAエキスパートを主催する株式会社オデッセイ コミュニケーションズの公式サイトに載っている内容だけを使っています(記事末尾に出典)。試験の内容や受験料は変わることがあります。Excel科目は 2027年4月1日に出題範囲が変わる予定で、新しい出題範囲の詳細はまだ公表されていません。申し込む前に、必ず公式サイトと試験会場で最新の情報を確認してください。記事中のセルフチェック用のコードは、Windows 版 Microsoft 365 の Excel(バージョン 16.0・ビルド 20430)で実際に実行して結果を確かめています。勉強の進め方は、公式情報をもとに当サイトが整理した一つの例です。この記事は合格や就職・昇進を保証するものではありません。

対象:Excel のマクロ・VBA の資格を取ろうか迷っている、40代の事務職・営業職の方(Windows 版 Excel を仕事で使っている方)

VBAの資格を取るなら、選ぶのは 「VBAエキスパート」の「Excel VBA ベーシック」からが基本です。マクロ・VBA のスキルを科目として認定する、代表的な民間資格で、パソコンで受ける CBT 方式・50分・40問前後・1,000点満点中700点以上で合格。受験料は税込13,200円(スタンダードは14,850円)です。ただし Excel の2科目は 2027年4月1日に出題範囲が変わる予定なので、受ける時期によって使う教材が変わります。この記事では、公式情報で確かめた試験の中身と、リニューアルをふまえた受験時期の決め方、独学の進め方を順に整理します。

VBAエキスパートを受ける時期の決め方の図。2027年3月31日までに受けるなら現行テキスト、2027年4月1日以降なら2027年2月発売予定の新テキスト。受験料・試験時間は変わらず、合格済みの認定はそのまま有効

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  1. まず結論|VBAの資格は「VBAエキスパート」、最初の1科目は Excel VBA ベーシック
  2. 1. VBAエキスパートとは(4科目・2つのレベル)
    1. MOS とはどう違う?
  3. 2. 試験の中身(形式・合格基準・受験料・合格率)
    1. 「穴埋め記述」があるのが MOS と違うところ
    2. 割引受験制度:MOS を持っていれば安くなる
    3. 合格率の目安
    4. 何度でも受けられるが、3回目からは間隔が要る
  4. 3. 2027年4月のリニューアル|いつ受けるかを先に決める
    1. 受験時期ごとの選び方
  5. 4. ベーシックとスタンダード、どちらから受ける?
  6. 5. 今の自分の位置を確かめる|このコード、読めますか?
  7. 6. 独学の進め方(4ステップ)
    1. ステップ1:公式のサンプル問題で、出題の形に慣れる
    2. ステップ2:公式テキストを1冊、手を動かしながら1周する
    3. ステップ3:演習問題で、時間内に解く練習をする
    4. ステップ4:受験日を決めて申し込む
    5. 勉強時間の目安は?
  8. 7. 申し込みから試験当日まで
  9. 8. 取ったあと、仕事でどう活かすか
    1. 履歴書への書き方(公式の表記)
  10. よくある質問
    1. Q. VBAの資格は、VBAエキスパートのほかにもありますか?
    2. Q. スタンダードからいきなり受けてもいいですか?
    3. Q. 家の Excel は Microsoft 365 です。今の試験の勉強はできますか?
    4. Q. 今のうちに受けても、リニューアル後に価値が下がりませんか?
    5. Q. 試験の日に体調を崩したらどうなりますか?
    6. Q. 過去問はありますか?
  11. まとめ|受験時期を決めて、ベーシックの1科目から
    1. 次に読む
    2. 出典(2026年10月24日 確認)

まず結論|VBAの資格は「VBAエキスパート」、最初の1科目は Excel VBA ベーシック

先に全体像だけ置いておきます。迷ったら、この表に戻ってきてください。

迷いどころ この記事の答え
どの資格を受ける? VBA を科目として認定する資格は「VBAエキスパート」。Excel を仕事で使うなら Excel VBA の科目を選ぶ
どのレベルから? マクロを触り始めた段階なら ベーシックから。ベーシックに合格していなくてもスタンダードは受けられる
いつ受ける? 2027年3月31日までなら現行の試験と現行テキスト。4月1日以降は新しい試験と、2027年2月発売予定の新テキスト。教材を買う前に受験時期を決める
どう勉強する? 公式のサンプル問題で今の位置を確かめる → 公式テキスト1冊 → 演習問題 → 受験
どこで受ける? 試験会場(パソコンスクールなど)か、自宅のパソコンで受ける在宅テスト

ここから、1つずつ中身を見ていきます。

1. VBAエキスパートとは(4科目・2つのレベル)

VBAエキスパートは、Excel と Access のマクロ・VBA のスキルを証明する資格です。主催はオデッセイ コミュニケーションズで、Microsoft Office の操作スキルを認定する MOS(マイクロソフト オフィス スペシャリスト)を国内で実施している会社でもあります。公式サイトによると、累計受験者数は 81,626名(2025年12月31日時点)です。

試験は次の4科目に分かれています。

アプリ ベーシック スタンダード
Excel Excel VBA ベーシック Excel VBA スタンダード
Access Access VBA ベーシック Access VBA スタンダード

公式サイトでは、どの科目も「ビジネス一般向け(事務、営業、製造管理、品質管理など)」の試験として位置づけられています。プログラマーのための試験ではなく、普段の仕事で Excel を使う人が受けることを想定した試験だ、ということです。

なお、Excel VBA スタンダードと Access VBA スタンダードの2科目に合格すると、「スタンダードクラウン」という称号が贈られます(累計認定者数1,828名・2025年12月31日時点)。まずは Excel の1科目に集中し、クラウンは先の目標として置いておけば十分です。

MOS とはどう違う?

同じ会社の資格ですが、測るものが違います。MOS は Excel の画面操作(関数・グラフ・書式など)のスキル、VBAエキスパートはマクロ・VBA のコードを読んだり書いたりするスキルです。MOS の Excel 一般レベルの出題範囲にはマクロが含まれていない(当サイトの MOS の記事で、公式の出題範囲から整理しています)ので、「マクロで作業を自動化できる」ことを示したいなら、VBAエキスパートが合います。

VBAエキスパートの公式サイトでも、VBAエキスパートを取るための準備として MOS などの資格を活用するよう案内されています。MOS のほうが気になる方は、こちらで受験料や難易度を整理しています。

【40代の学び直し】MOS資格は意味ない?受験料・難易度・独学の進め方を公式情報で整理
「MOS資格は意味ない?」の答えを、公式サイトの情報だけで整理しました。受験料は12,980円(税込)、試験時間50分、更新制度なし。40代の学び直しで狙うならExcel 365(一般)の1科目。難易度の測り方、独学4ステップ、費用を抑える3つの選択肢、履歴書の書き方まで。

2. 試験の中身(形式・合格基準・受験料・合格率)

Excel の2科目の試験概要を、公式サイトの表記のまま並べます。

項目 Excel VBA ベーシック Excel VBA スタンダード
問題数 40問前後 40問前後
試験時間 50分 50分
出題形式 選択肢形式・ドロップダウンリスト形式・穴埋め記述形式(コードや関数をキーボードで入力する)
試験方法 CBT 方式(パソコンの画面で解答する)
合格基準 700点以上(1,000点満点)。※試験問題の更新などで変動することがある
受験料(一般) 13,200円(税込) 14,850円(税込)
受験料(割引) 11,880円(税込) 13,420円(税込)
受験資格 なし(年齢・国籍を問わない)
結果 試験が終わるとすぐ画面に得点と合否が出る

(2026年10月24日、VBAエキスパート公式サイトの「試験概要」で確認)

「穴埋め記述」があるのが MOS と違うところ

選択肢を選ぶだけでなく、コードの一部を自分で入力する問題があります。公式サイトには、穴埋めの入力は特別な指示がない限り英字は半角・小文字、数字や記号(スペースも含む)は半角で入力する、と書かれています。「見れば分かる」だけでは足りず、綴りを正しく打てるところまで練習しておく必要があります。

割引受験制度:MOS を持っていれば安くなる

MOS・IC3・VBAエキスパートなど、対象の資格を1つでも持っていれば割引価格で受けられます。ベーシックなら 13,200円 → 11,880円(1,320円引き)です。申込のときに「割引受験制度を使うこと」と過去に合格した資格の受験日・科目名を試験会場に伝え、当日は合格を証明するもの(認定証・試験結果レポート・オープンバッジなど)を見せます。当日に証明を出せないと割引は受けられないので、持ち物に入れておきましょう。

合格率の目安

公式サイトの「試験に関するデータ」(2019年5月〜2025年12月の受験者で集計)では、科目別の合格率は Excel VBA ベーシックが約8割、Excel VBA スタンダードが約6割と示されています。

数字だけ見ると、ベーシックは「取りやすい試験」に見えます。ただ、この数字は準備の度合いがさまざまな受験者全体の結果で、あなたが受かる確率を示すものではありません。「8割が受かるから、準備しなくても大丈夫」という意味ではない点に注意してください。合格基準も700点と、7割を取る必要があります。

何度でも受けられるが、3回目からは間隔が要る

同じ科目を何度でも受験できます。ただし3回目以降は、前回の試験日から7日間(168時間)は受けられません。2回目までは制限がないので、1回目で届かなかったら、すぐ2回目を予約しても構いません。また、申し込んだ後の日程変更・キャンセル(返金)はできないと公式 FAQ にあります。受験日は、仕事の予定を見て確実に空けられる日を選んでください。

3. 2027年4月のリニューアル|いつ受けるかを先に決める

2026年10月1日、公式サイトで Excel VBA ベーシックと Excel VBA スタンダードのリニューアルが発表されました。これから勉強を始める人にとっては、教材選びに直接かかわる話なので、要点を整理しておきます。

項目 公式の発表内容(2026年10月1日更新)
リニューアル日(予定) 2027年4月1日。2027年3月31日までは現行の試験を受けられる
対象の科目 Excel VBA ベーシック/Excel VBA スタンダード(Access の2科目は対象外。現行の試験が続く)
対象バージョン Microsoft 365 に対応した試験になる(Office 2021 や 2024 でも学習はできるが、テキストと表記や見た目が違う場合がある)
出題範囲 新しい機能の追加・古い機能の削除、ベーシックとスタンダードの一部入れ替えを予定(例:「デバッグ」をスタンダードからベーシックへ)。詳細は調整中
受験料・試験時間 変更なし
合格済みの認定 リニューアル後も有効(オープンバッジも変わらない)
新しい公式テキスト 2027年2月発売予定。発売後、現行テキストは販売終了

ちなみに、今の試験は 2019年5月15日に出題範囲が変わった版で、公式 FAQ では Office 2010〜2016 に対応した内容とされています(特定のバージョンに依存する問題は出ない、とも書かれています)。今回は、それ以来の見直しです。

受験時期ごとの選び方

大事なのは、「いつ受けるか」で使う教材が変わることです。勉強を始める前に、受験時期を次のどちらかに決めてください。

受験時期 使う教材 向いている人
2027年3月31日まで(現行の試験) 現行の公式テキスト・現行の演習問題 今から数か月で取りたい人。出題範囲がすでに確定しているので、教材と過去の体験談がそろっている
2027年4月1日以降(新しい試験) 2027年2月発売予定の新テキスト・新しい模擬テスト(発売時期は未定) Microsoft 365 の画面で学びたい人。急がない人。ただし新しい出題範囲の詳細は、2026年10月24日時点ではまだ公表されていない

ひとつ気をつけたいのは、2027年2月〜3月の「切り替えの時期」です。公式の発表では、新しいテキストの発売後は現行テキストの販売が終わります。新しいテキストで勉強して3月31日までに現行の試験を受ける人には、足りない範囲を補う付属テキストを用意する予定、と書かれていますが、提供方法はまだ決まっていません。現行の試験で受けるなら、教材は早めに手元にそろえておくと安心です。

どちらを選んでも、受験料と試験時間は同じで、合格した認定はリニューアル後も有効です。「新しい試験のほうが価値が高いから待つ」必要はありません。仕事でマクロを使い始めたい時期に合わせて決めれば十分です。

4. ベーシックとスタンダード、どちらから受ける?

公式 FAQ には、スタンダードはベーシックに合格していなくても受験できるとあります。とはいえ、スタンダードの出題範囲には「ベーシックの範囲の理解度も含まれる」と明記されているので、順番に受けるのが自然です。2つの範囲を、現行の試験の大分類で比べてみます。

レベル 現行の出題範囲(大分類) こんな人の目安
ベーシック マクロと VBA の概念/マクロ記録/モジュールとプロシージャ/VBA の構文/変数と定数/セルの操作/ステートメント(If・For Next・With)/関数/ブックとシートの操作/マクロの実行 マクロの記録は使ったことがある。人が作ったマクロを少し直したい
スタンダード プロシージャ(Call・Function)/変数の活用(配列・オブジェクト変数)/ステートメント(Select Case・Do Loop・For Each)/ファイルの操作/ワークシート関数の利用/検索とオートフィルター/並べ替え/テーブルの操作/エラー対策/デバッグ 簡単なマクロは自分で書ける。何百行のデータをまとめて処理したい

(2026年10月24日、公式サイトの各科目の「出題範囲」で確認。2027年4月1日以降は範囲が変わる予定)

迷ったら、次の章のセルフチェックを試してみてください。コードを読んで結果を言い当てられれば、ベーシックの勉強を始める準備はできています。

5. 今の自分の位置を確かめる|このコード、読めますか?

ベーシックの出題範囲に入っている「変数」「セルの操作」「If」「For Next」「Offset」だけで書いた、短いマクロです。A列に商品名、B列に数量が入った表で動かします。

A B
1 商品 数量
2 りんご 120
3 みかん 80
4 ぶどう 100
5 もも 250
6 なし 99
Sub CheckTotal()
    Dim i As Long
    Dim lastRow As Long
    Dim total As Long

    lastRow = Cells(Rows.Count, 1).End(xlUp).Row
    For i = 2 To lastRow
        If Cells(i, 2).Value >= 100 Then
            total = total + Cells(i, 2).Value
            Cells(i, 2).Offset(0, 1).Value = "対象"
        End If
    Next i
    Range("E1").Value = total
End Sub

実行する前に、次の3問を考えてみてください。

  1. 実行後、セル E1 に入る数字は?
  2. 「対象」という文字が入るのは、どのセル?
  3. >= 100 を > 100 に変えると、E1 はいくつになる?

答えは次のとおりです。Windows 版 Microsoft 365 の Excel(ビルド 20430)で、上の表とコードをそのまま使って実行し、結果を確かめました。

問 答え 考え方
1 470 lastRow は A列で最後に値がある行=6。2〜6行目のうち100以上は 120・100・250 の3つで、合計 470
2 C2・C4・C5 Offset(0, 1) は「同じ行の1つ右」。B列の右隣=C列に入る
3 370 ちょうど100の「ぶどう」が外れる。120+250=370。C4 にも「対象」が入らなくなる

3問とも答えられたなら、ベーシックの範囲の土台はできています。公式テキストで範囲を一通りなぞってから、演習問題に進んでください。

途中で止まった人も心配いりません。どこで止まったかが、そのまま勉強の入り口です。当サイトでは、ベーシックの出題範囲に当たる内容を1つずつ解説しています。

止まったところ 出題範囲の項目 当サイトの解説
Dim ... As Long の意味 変数と定数 VBA 変数の宣言の書き方
Cells(Rows.Count, 1).End(xlUp).Row セルの操作(最終セルを特定する) VBAで最終行を取得する方法5つ
For i = 2 To lastRow ステートメント(For Next) VBAのFor Nextの使い方
シートの操作全般 ブックとシートの操作 VBAでシートをコピーする方法
そもそもマクロが動かない マクロの実行・セキュリティ マクロが実行できない原因7つと直し方

6. 独学の進め方(4ステップ)

公式サイトには、過去問題は公開していないこと、試験対策の教材が市販されていることが書かれています。公式が用意しているものを軸に、次の4ステップで進めるのが分かりやすい方法です。

ステップ1:公式のサンプル問題で、出題の形に慣れる

公式サイトの「サンプル問題」で、選択肢・ドロップダウン・穴埋め記述の問題がどんな画面で出るのかを確かめます。最初は解けなくて構いません。「穴埋めはこういう形で打ち込むのか」と分かるだけで、テキストの読み方が変わります。

ステップ2:公式テキストを1冊、手を動かしながら1周する

テキストは、受ける時期に合わせて選びます(現行の試験なら現行テキスト、2027年4月以降なら新テキスト)。読むだけで終わらせず、載っているコードは自分の Excel で実際に打って動かすのがおすすめです。穴埋め記述は「綴りを打てるか」が問われるので、コピーで済ませず手で打つ練習がそのまま試験対策になります。

ステップ3:演習問題で、時間内に解く練習をする

公式サイトでは、試験対策の演習問題が紹介されています。50分で40問前後なので、1問あたり1分強。テキストを1周したら、時間を計って解き、間違えた問題の章だけテキストに戻ります。

ステップ4:受験日を決めて申し込む

演習問題で合格基準(7割)を安定して超えるようになったら、受験日を決めます。逆に、先に受験日を決めて申し込んでしまうのも、仕事と両立するには効果的です。期限があると、毎日15分でも机に向かいやすくなります。ただし、申込後の日程変更はできないので、確実に受けられる日を選んでください。

勉強時間の目安は?

公式サイトには、合格までの勉強時間の目安は書かれていません。マクロを触ったことがあるかどうか、仕事で毎日 Excel を使っているかどうかで大きく変わります。「何時間で受かる」と決めつけず、ステップ3の演習問題の点数を見て受験日を決めるのが確実です。

7. 申し込みから試験当日まで

受け方は2通りあります。

試験会場で受ける 自宅で受ける(Odyssey CBT+ 在宅テスト)
場所 オデッセイが認定したパソコンスクールや専門学校 自宅のパソコン
申込先 各試験会場(日程・申込方法は会場ごとに違う) 公式サイトから(オデッセイIDを登録 → 仮登録 → マシンチェック → 申込)
主な条件 写真付きの身分証明書などを持参 Windows 11・Microsoft Edge・Windows の表示言語が日本語、カメラとマイク、安定したネット回線(スマホのテザリングは不可)、周りに人がいない部屋、机の上はパソコンだけ
支払い 会場の案内に従う クレジットカードのみ

会場で受ける場合は、まず公式サイトの「試験会場を探す」で近くの会場を探し、会場に直接申し込みます。在宅テストは、試験用のソフトウェアを自宅のパソコンに入れる必要があります。会社から貸与されたパソコンでは、ソフトウェアを入れられないことが多いので、自分のパソコンで条件を満たせるかを先に確かめてください。

どちらも、受験にはオデッセイID(無料)が要ります。試験が終わるとその場で得点と合否が分かり、合格すると2〜4週間後に、合格を証明するオープンバッジ(デジタルの認定証)の案内がメールで届きます。紙の認定証は 2022年11月30日の受験分で発行を終えています。

8. 取ったあと、仕事でどう活かすか

VBAエキスパートは国家資格ではなく、持っているだけで仕事が変わる資格でもありません。それでも、40代の事務職・営業職にとっては、次の場面で役に立ちます。

  • 「マクロが読める人」と周りに伝わる:前任者が残したマクロが止まったとき、相談される側に回れる。社内で「誰が直せるか」が見える形になる
  • 自分の学びの区切りになる:独学は終わりが見えにくい。700点という線があることで、「ここまでは身についた」と確かめられる
  • 履歴書・社内の自己申告に書ける:転職や社内異動で、Excel の操作より一歩進んだスキルを、具体的な名前で示せる

一方で、資格を取っただけで、すぐに評価や年収が上がるとは限りません。いちばん効くのは、勉強の途中で覚えたことを使って、自分の毎日の作業を1つでもマクロにしてみることです。「月末の集計が30分から3分になった」という実例は、資格名よりも伝わります。

履歴書への書き方(公式の表記)

公式 FAQ では、次のように書くよう案内されています。

取得したもの 履歴書の表記
Excel VBA ベーシック VBAエキスパート Excel VBA ベーシック 取得
Excel VBA スタンダード VBAエキスパート Excel VBA スタンダード 取得
スタンダードクラウン VBAエキスパート スタンダードクラウン 取得

主催・認定機関の名前が必要な欄には「株式会社 オデッセイ コミュニケーションズ」と書きます。資格に有効期限はありません。

よくある質問

Q. VBAの資格は、VBAエキスパートのほかにもありますか?

この記事で扱った VBAエキスパートは、Excel と Access の VBA を科目・レベル別に認定する資格です。ほかの資格を検討する場合も、試験の範囲・受験料・受け方を、それぞれの主催団体の公式サイトで確かめてから選んでください。

Q. スタンダードからいきなり受けてもいいですか?

受けられます。公式 FAQ に、ベーシックに合格していなくてもスタンダードを受験できるとあります。ただ、スタンダードの範囲にはベーシックの理解も含まれます。普段からマクロを書いている人以外は、ベーシックから受けるほうが遠回りになりません。

Q. 家の Excel は Microsoft 365 です。今の試験の勉強はできますか?

できます。公式 FAQ では、今の試験は Office 2010〜2016 に対応した内容だが、特定のバージョンに依存する問題は出ないので、リボンやダイアログの名前が違っても学ぶ内容には影響しない、と説明されています。2027年4月1日以降の試験は Microsoft 365 に対応したものになります。

Q. 今のうちに受けても、リニューアル後に価値が下がりませんか?

公式の発表では、すでに合格した試験の認定はリニューアル後も有効で、オープンバッジも変わりません。受験料・試験時間も変わらないので、受けたい時期に受けて問題ありません。

Q. 試験の日に体調を崩したらどうなりますか?

インフルエンザなどの感染症にかかった場合は、試験開始前までに試験会場へ連絡し、後日診断書などで確認できれば、当初の試験日から1か月以内に日程を変えられる、と公式 FAQ にあります。返金はされず、試験後の連絡では対応されません。それ以外の自己都合の変更・キャンセルはできません。

Q. 過去問はありますか?

公式 FAQ によると、過去問題は公開されていません。公式サイトのサンプル問題と、市販の試験対策教材(公式テキスト・演習問題)で準備します。

まとめ|受験時期を決めて、ベーシックの1科目から

  • VBA の資格は VBAエキスパート。Excel を使う人は Excel VBA ベーシックから
  • CBT・50分・40問前後・700点以上で合格。受験料はベーシック 13,200円、スタンダード 14,850円(MOS などを持っていれば割引)
  • Excel の2科目は 2027年4月1日にリニューアル予定。3月31日までは現行の試験と現行テキスト、4月以降は新テキスト(2027年2月発売予定)。教材を買う前に受験時期を決める
  • 独学は サンプル問題 → 公式テキスト1冊を手で打ちながら → 演習問題 → 受験
  • 合格した認定はリニューアル後も有効。資格に有効期限はない

「40代から VBA なんて、今さら」と感じるかもしれません。でも、毎日 Excel で同じ作業をくり返してきたあなたほど、マクロで楽になる作業をたくさん知っています。まずは上のセルフチェックの3問に答えて、受験する月を1つ決めてみてください。その日から、勉強はもう動き出しています。

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出典(2026年10月24日 確認)

VBAエキスパート公式サイト|株式会社オデッセイ コミュニケーションズ
https://vbae.odyssey-com.co.jp/

『Excel VBAベーシック』および『Excel VBAスタンダード』リニューアルのお知らせ(2026年10月1日更新)
https://vbae.odyssey-com.co.jp/news/2026/20261001.html

試験概要|VBAエキスパート公式サイト
https://vbae.odyssey-com.co.jp/about/outline.html

Excel VBA ベーシック|VBAエキスパート公式サイト
https://vbae.odyssey-com.co.jp/about/excel_basic.html

Excel VBA スタンダード|VBAエキスパート公式サイト
https://vbae.odyssey-com.co.jp/about/excel_standard.html

試験に関するデータ|VBAエキスパート公式サイト
https://vbae.odyssey-com.co.jp/about/data.html

VBAエキスパート割引受験制度|VBAエキスパート公式サイト
https://vbae.odyssey-com.co.jp/about/value.html

合格認定について|VBAエキスパート公式サイト
https://vbae.odyssey-com.co.jp/about/certificate.html

Odyssey CBT+(在宅テスト)|VBAエキスパート公式サイト
https://vbae.odyssey-com.co.jp/ocbtplus/exam.html

サンプル問題|VBAエキスパート公式サイト
https://vbae.odyssey-com.co.jp/study/sample.html

試験全般・試験対策に関するよくあるご質問|VBAエキスパート公式サイト
https://vbae.odyssey-com.co.jp/faq/detail1.html

合格後・合格認定に関するよくあるご質問|VBAエキスパート公式サイト
https://vbae.odyssey-com.co.jp/faq/detail2.html


当ブログは、Excel や VBA で手が止まった事務職のみなさんに、その場で直せる手順を届けたい思いで運営しています。
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