「湯船でゆっくりYouTubeやドラマを見たいけれど、メガネを外すと画面がボヤける…」
「でも、大事な普段使いのメガネをお風呂に持ち込んでダメにしたくはない」
そんなジレンマを解決するのが、「浴室専用のメガネ」を用意するという選択肢です。
裸眼で無理に画面を睨んで眉間にシワを寄せるのは、もう終わりにしましょう。
この記事では、近視+乱視の筆者がたどり着いた「一軍メガネを守りつつ、お風呂エンタメを快適に楽しむための3つの最適解」を紹介します。
乱視があっても大丈夫。数百円〜数千円の投資で、バスタイムの質が劇的に上がりますよ。
湯船のスマホ動画、近視だと“娯楽が霧”になる
一日の疲れを癒やすお風呂の時間。湯船に浸かりながら大好きなYouTubeや動画配信を見るのは至福のひとときですよね。
しかし、近視のわたしたちには大きな壁があります。「メガネを外すと画面が見えない」「でも一軍のメガネをお風呂に持ち込むのは怖い」というジレンマです。
裸眼だと字幕はボヤけて読めず、目を細めて画面に顔を近づける…これではリラックスどころではありません。かといって、普段使いの大切なメガネを湿気や熱にさらして寿命を縮めるのも避けたいところ。
そこでおすすめしたい解決策が、「浴室専用の安いメガネ」を用意することです。この記事では、特に「近視+乱視」がある人でも快適にお風呂時間を楽しむための3つの選択肢を提案します。

先に結論:一軍メガネを守って動画を見る方法は3つ
結論から言うと、あなたの視力状態と予算に合わせて以下の3つから選ぶのが正解です。
お風呂メガネの選び方・3つのルート
- 【満足度MAX】お風呂・サウナ専用メガネをカスタムオーダーする
向いている人:乱視がある、左右の視力差が大きい、サウナも行く、字幕もくっきり見たい - 【安い・早い】既成度数の「お風呂メガネ」で妥協する
向いている人:近視のみ(乱視なし)、動画の字幕が少し滲んでもOK、すぐ欲しい - 【最安】使わなくなった「二軍メガネ」を浴室専用にする
向いている人:とにかくお金をかけたくない、壊れても諦めがつく古いメガネがある
なぜ普段のメガネは浴室でやられやすいのか
「少しくらいなら大丈夫だろう」と普段のメガネをお風呂に持ち込んでいませんか? 実は、浴室はメガネにとって過酷な環境です。
- 熱クラック(ひび割れ): プラスチックレンズは熱に弱く、60℃程度(製品によってはもっと低い温度)でコーティングやレンズ素材が膨張し、細かいひび割れが生じることがあります。
- 金属の腐食: フレームのネジや蝶番などの金属パーツは、湿気や入浴剤、汗によって錆びたり「緑青(ろくしょう)」が出たりします。
- 変形のリスク: 高温環境下ではプラスチックフレームが歪む可能性があります。
特にサウナや温泉は要注意です。Zoffなどの公式サイトでも、通常のメガネでの入浴やサウナ利用は破損や火傷の原因になるとして注意喚起されています。大切な「一軍メガネ」を守るためにも、浴室には持ち込まないのが鉄則です。
【重要】近視+乱視の人が「既成お風呂メガネ」で失敗しやすい理由
ネットや雑貨店で売られている2,000円〜3,000円程度の「既成お風呂メガネ」。手軽で魅力的ですが、乱視がある人は注意が必要です。
既製品の多くは「近視度数(球面度数:S)」のみの設定で、「乱視度数(円柱度数:C)」は入っていません。そのため、乱視がある人がかけると「景色や大まかな映像は見えるけれど、字幕や細かい文字が二重に見えたりにじんだりする」という現象が起きます。
視聴距離50〜80cmの動画なら許容範囲かも?
ただし、今回のように目的が「湯船でスマホ動画を見る(距離50〜80cm)」であれば、完璧な矯正でなくても「なんとなく見える」レベルで満足できる場合もあります。ニュース速報のテロップや映画の字幕をしっかり読みたいならカスタムオーダー一択ですが、バラエティ番組や雰囲気重視の動画なら既製品でも妥協できるかもしれません。
「やっぱり文字までハッキリ見えないとストレス」という方は、次の「解決策1」へ進んでください。
解決策1:お風呂・サウナ専用メガネ(乱視対応カスタムが強い)
最も快適で推奨できるのが、眼鏡メーカーが販売している「お風呂・サウナ専用メガネ」を自分の度数で作ることです。
JINS SAUNA(ジンズ サウナ)
JINSが販売するサウナ対応メガネです。フレームもレンズも耐熱温度120℃と非常にタフ。最大の特徴は「自分の度数で作れる」こと。
- 乱視対応: レンズ交換券付きで購入すれば、店舗で視力測定して乱視込みのレンズを入れてもらえます(対応範囲あり:乱視C-2.00程度まで)。
- 曇り止め: 特殊な防曇加工レンズで、湿気の多い浴室でも視界クリア。
- デザイン: 普段使いしても違和感のないお洒落なデザインが多いのも特徴。
AIGAN FORゆⅡ(アイガン フォーユーツー)
「お風呂用メガネ」のパイオニア的存在、愛眼の商品です。こちらには「オーダータイプ」があり、より幅広い度数に対応しています。
- 強度近視・強度乱視に対応: オーダーなら近視-16.00まで、乱視-500(要確認)近くまで対応可能など、範囲が広いです。
- メンテナンス性: 金属パーツを一切使用していないため、錆びる心配がゼロ。
お店で度数を合わせる際、店員さんに「お風呂の湯船で、50cm〜80cm先のスマホ画面を見たい」と具体的な用途を伝えましょう。遠くが見えすぎる度数だとお風呂では疲れることがあるため、手元〜中距離が見やすい度数に調整してもらうのがおすすめです。
解決策2:既成度数のお風呂メガネ(安い・早い・でも乱視は割り切り)
「お風呂用にお金をかけたくない」「今すぐ欲しい」という場合は、既製品も選択肢に入ります。
愛眼の既製品版「FORゆ」や、話題の「ケロリンお風呂メガネ」などが代表的です。「藤丸バスルームメガネ」などの名称でネット通販でも見かけます。
既製品を選ぶ時のポイント
- 度数の選び方: 普段のコンタクトや眼鏡の度数(S度数)より、1〜2段階弱めを選ぶのが一般的によいとされています。お風呂はリラックスする場所なので、過矯正(見えすぎ)による眼精疲労を防ぐためです。
- 乱視の人は割り切る: 前述の通り、乱視は補正されません。「動画の映像は見えればOK、字幕は諦める」くらいの気持ちで導入しましょう。
話題の「ケロリンお風呂メガネ(眼鏡市場や公式通販等)」も、黄色い桶のデザインが可愛いですが、基本は既成度数(-3.00, -4.00, -5.00, -6.00等)の展開です。自分の近視度数に近いものを選べるか確認しましょう。
解決策3:二軍メガネを浴室専用に降格(最安だがリスク理解が必要)
買い替えて使わなくなった古いメガネ(二軍メガネ)があるなら、それを「お風呂専用」にしてしまう手もあります。コストは0円です。
二軍をお風呂にする条件と注意点
- 金属パーツが少ないもの: 錆びにくいプラスチックフレーム推奨。
- コーティング剥げは覚悟の上で: すでに傷んでいるなら良いですが、お風呂の熱と湿気でレンズの寿命は確実に縮まります。
- 使用後のケア: 上がるときに必ず真水(お湯はNG)で汗や石鹸を洗い流し、水分をしっかり拭き取って乾燥させてください。
- サウナはNG: 通常のメガネは耐熱性が低いため、高温のサウナや温泉の源泉近くでは火傷(フレームが高温になる)やレンズ破損のリスクが高すぎるため避けましょう。

比較表:あなたに合うのはどれ?
| タイプ | 専用カスタム | 既成お風呂メガネ | 二軍降格 |
|---|---|---|---|
| 価格感 | 6,000円〜1万円 | 2,000円〜4,000円 | 0円 |
| 乱視対応 | ◎ (対応可) | ✕ (不可) | ○ (元による) |
| 耐熱・耐湿・防曇 | ◎ (非常に強い) | ○ (強い) | ✕ (弱い) |
| 動画快適度 | 文字もクリア | 映像はOK/文字微妙 | 曇りやすい |
| おすすめな人 | 乱視がある・質重視 | 近視のみ・安さ重視 | とりあえず試したい |
湯船でスマホ動画を見る「安全セットアップ」
メガネの問題が解決したら、次はスマホの視聴環境です。前提として「スマホは手で持たず、置いて見る」スタイルが基本。安全に楽しむための注意点をまとめました。
1. 置き場は「風呂フタ」+「滑り止め付きケース」
湯船のフタをテーブル代わりにするのが一番安定します。ただし、スマホを裸で置いたり、滑りやすいケースで置くのは厳禁。湯船の中に「ポチャン」と落とす水没リスクがあります。
- 防水ケースに入れる(スタンド機能付きがベスト)
- 100均などの「スマホスタンド」で角度をつける
2. 事故防止の鉄則
- 充電しながらは絶対NG: 感電事故の危険があります。モバイルバッテリーでも浴室への持ち込みは避けましょう。
- のぼせ対策: 動画に夢中になると時間を忘れます。水分補給のペットボトルを持ち込み、半身浴にするなど工夫を。
- 立ち上がりのふらつき: 長時間の視聴後は血圧変動でふらつきやすいです。ゆっくり立ち上がりましょう。
3. 画面が曇る場合
湯気でスマホ画面が曇る場合は、画面にガラコ…は塗れませんので、こまめに乾いたタオルで拭くか、換気扇を強めに回して湯気の滞留を防ぎましょう。曇りにくい保護フィルムに変えるのも手です。
メガネ置き場問題:湯船中、どこに置く?
「入浴中はかけているけど、頭や体を洗う時はどこに置く?」
これも地味ですが大きな問題です。棚に置くとシャワーの水がかかり、床に近いと踏むリスクがあります。
おすすめは「目線より高い位置のマグネット収納」です。
最近のユニットバスは壁に磁石がつくタイプが多いので、マグネット式のタオルハンガーや小物入れを「メガネ置き場」として高い位置に設置しましょう。
- 水・泡がかかりにくい
- 踏む心配がない
- 曇ってもサッと取れる
FAQ:お風呂メガネの疑問
- Q:コンタクトレンズをしたままお風呂に入っても大丈夫?
- A:おすすめしません。水道水や雑菌がレンズと目の間に入り込むと、深刻な眼感染症(アカントアメーバ角膜炎など)のリスクがあります。また、乾燥でレンズが張り付くこともあります。入浴時は外すのが安全です。
- Q:Zoffや眼鏡市場でもお風呂用メガネは買える?
- A:店舗によります。2025年現在、JINS(JINS SAUNA)や愛眼(FORゆ)は専用ラインナップとして強力ですが、Zoffや眼鏡市場、パリミキなども時期によって防曇レンズやスポーツ用、花粉対策用などを「お風呂でも使える」として案内している場合があります。公式サイトや店頭で最新情報を確認しましょう。
- Q:乱視があるけど、既製品で本当に見えますか?
- A:個人差が大きいです。乱視が軽い人なら「少しにじむけど動画の雰囲気はわかる」レベルで使えることが多いですが、乱視が強いと「二重に見えて酔う」こともあります。「安いから失敗してもいい」と割り切れるなら既製品、確実性を求めるならカスタムオーダーをおすすめします。
まとめ:一軍を守って、湯船の娯楽を取り戻す
お風呂でスマホ動画を楽しむために、大切な普段のメガネを犠牲にする必要はありません。
- 本気で楽しむなら: JINS SAUNAや愛眼FORゆⅡで「乱視対応」を作る
- とりあえずなら: 既製品のお風呂メガネで様子見
- 0円で済ますなら: 二軍メガネを専用にする(ただしサウナNG・劣化覚悟)
まずは「浴室には一軍を持ち込まない」と決めることから始めましょう。専用メガネがあれば、曇りのないクリアな視界で、心ゆくまで長風呂動画を楽しめますよ。
👓 せっかく視界がクリアになったなら、浴室もピカピカに
浴室専用メガネで動画がくっきり見えるようになると、同時に今まで見逃していた「ドアパネルの曇り」や「壁面の汚れ」まで鮮明に見えてしまうものです。
「見えすぎて気になる……」を解決して、本当の意味で快適なバスタイムを完成させませんか?動画鑑賞の没入感を邪魔させない、時短掃除のコツをまとめました。
「掃除の時間すら動画を楽しみたい!」というストイックな方は、こちらのスタイルも必見です。
→ 「掃除しながら動画」で浴室をピカピカにする方法
メリ爺の実体験メモ
私も近視かつ乱視、更には老眼持ちと言う事で、風呂で動画を楽しむにはメガネが必須な人間です。
そんな私の実体験を書いておきます。
やはりメガネマンとしては、メガネをお風呂に持ち込むと言うのは抵抗がありますよね。心理的な抵抗なだけでなく、コーティングが剥がれたりと劣化が気になってしまう。
2軍メガネを使う事で心理的な抵抗が少ないと言うのは大きな利点です!
使い古したメガネなのでコストも気にせず罪悪感がありません。これは良い!
そして風呂専用メガネ。
これは新しく買うのでコストが気になりますが、専用の眼鏡と言うことで心理的な抵抗はありません。
おススメは中古眼鏡をお風呂専用に卸して、やっぱりもう少し良いものを・・・と思ったら専用の眼鏡にすることをお勧めします!!


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