【ほっカラリ床 掃除】週2回のカンタン歯ブラシ掃除で、溝の黒ずみ・ピンク汚れとお別れする方法

掃除
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ほっカラリ床の溝、気づくとすぐに黒ずんだり、ピンク色のぬめりが出てきたりしませんか?
「毎日お風呂上がりにしっかり掃除すればいい」とは分かっていても、仕事や家事で疲れている中、そこまで完璧にこなすのは正直厳しいですよね。

私も以前は「見なかったこと」にして放置し、気づけば頑固な汚れになっていてウンザリ……ということを繰り返していました。
でも、実はお掃除のプロも推奨する「ある頻度」と「道具」さえ守れば、毎日ガッツリこすらなくてもキレイを保てるんです。

この記事でわかること

  • ほっカラリ床の溝がどうしても汚れやすい理由
  • 週2回・やわらか歯ブラシ+浴室用洗剤でできる「ゆる掃除」の手順
  • FRP床・タイル床など、他の床で同じ方法を使うときの注意点

最後には、実際に私がこの方法を続けてみて感じたリアルな感想もまとめています。
「これなら私にもできそう!」と思ってもらえるはずですので、ぜひ最後までお付き合いください。

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ほっカラリ床の溝が汚れやすい理由

TOTOの「ほっカラリ床」は、畳のように柔らかくて冷っとしない、素晴らしい床です。
その快適さを支えているのが、あの独特な「細かい溝」のあるパターン。この溝が水をスムーズに排水口へ誘導し、水はけを良くする仕組みになっています。

しかし、この構造ゆえに、どうしても溝の奥に汚れが留まりやすくなってしまうのです。

主な汚れの原因は以下の3つです。

  • 皮脂・石けんカス・シャンプーの残り:体を洗った時の汚れが溝に溜まります。
  • 水垢(カルキ):水道水に含まれるミネラル分が乾いて白く残ります。
  • ピンクぬめり菌やカビの初期:湿気が残ると、酵母菌の一種(ロドトルラ)が繁殖してピンク色になります。

特に、「溝が黒ずんできた」「ピンク色が目立つ」という状態は、単なる汚れではなく、床の水はけ性能(親水性コーティング)が汚れで覆われて機能しなくなっているサインでもあります。

茶色の汚れ

ピンクの汚れ

毎日じゃなくてもOK?掃除頻度の目安

「じゃあ毎日ブラシでこすらないとダメなの?」というと、そんなことはありません。
メーカーや多くのお掃除専門家も実証している通り、基本的には以下のペースで十分清潔さを保てます。

  • 毎日:入浴後に熱めのシャワーで汚れを流し、換気扇を回す。
  • 週1〜2回:洗剤をつけてブラシでやさしく掃除する。

毎日ゴシゴシこするのは大変ですし、逆にコーティングを傷めるリスクもあります。
この記事では、週末と週の真ん中あたり、「週2回ペースなら無理なく続けられる」という現実的なルーティンをご紹介します。

今回使った洗剤と道具

ルックプラス バスタブクレンジングを選んだ理由

今回使用したのは、ライオンの「ルックプラス バスタブクレンジング」です。

👉Amazonの商品レビューで「まさか!?」の評価をチェック!

  • 特徴:浴槽を「こすらず洗う」で有名ですが、実は床や壁の掃除にも非常に優秀です。
  • 液性:弱アルカリ性。酸性の皮脂汚れや石けんカスを中和して落とす力が強いのが特徴です。

【ちょっと注意点】
本来、TOTOのほっカラリ床の説明書では「浴室用中性洗剤」が推奨されています。
ただ、中性洗剤では落ちにくい頑固な皮脂汚れには、弱アルカリ性の方が効き目が良い場合があります。
バスタブクレンジングは「床・壁」への使用もOKとされていますが、念のためご自宅の取扱説明書を確認の上、自己責任で試してくださいね。

やわらかめ歯ブラシを使う理由

掃除道具には、使い古しの歯ブラシを使います。
ポイントは「毛先がやわらかいタイプ(ソフト)」を選ぶこと。

今回、用意したのはコチラ

シュミテクトブラシ やさしく歯周ケア極細シルキー毛 歯ブラシ 知覚過敏ケア 薄型ワイド (やわらかめ)1本 ※色はお選び頂けません

メーカー(TOTO)も、硬いブラシでゴシゴシこするのはNGとしており、樹脂製のやわらかいブラシの使用を推奨しています。
歯ブラシなら細い溝の幅にシンデレラフィットしますし、部屋の四隅など細かい部分にも届きます。

お掃除用に、安い歯ブラシを1本「お風呂専用」として常備しておくと衛生的でおすすめですよ。

ホッカラリ床の溝を週2回でリセットする掃除手順

それでは、実際の掃除手順を見ていきましょう。
慣れれば5分ほどで終わる、とっても簡単な作業です。

Step0 掃除前の状態をチェック

まずは今の床の状態を見てみましょう。
溝に沿って茶色い筋が入っていたり、うっすらピンク色になっている場所はありませんか?
「排水口の周り」や「シャワーチェアの下」、「よく立つ位置」が特に汚れているはずです。

茶色の汚れ

Step1 床を全体的にシャワーで濡らす

いきなり洗剤をかけず、まずは40℃前後のお湯(シャワー)で床全体をしっかり濡らします。
ここでお湯をかけることで、固まった皮脂や石けんカスがゆるみ、汚れが落ちやすくなります。

床を水で濡らした所

Step2 洗剤を床にスプレーしてなじませる

バスタブクレンジングを床全体にシューっと吹きかけます。
溝の奥まで洗剤が行き渡るよう、まんべんなくスプレーしましょう。

この洗剤の良いところは、反応が早いこと。
スプレーしたら約60秒ほど放置して、汚れを浮かせます。

洗剤を床にかけた所

Step3 やわらか歯ブラシで溝をなでる

ここが一番のポイントです。
歯ブラシを使って、溝をなでるようにこすっていきます。

  • 力の入れ方:歯みがきをする時より「少し強いくらい」でOK。強く押し付ける必要はありません。
  • 動かし方:まずは「溝の方向(縦)」に沿って、次に「溝を横切る方向(横)」にも動かすと、汚れのかき出し残しがなくなります。

一気に全部やろうとせず、タイル数枚分(足元1〜2歩分)ブロックごとに進めると楽です。

ブラシで擦っている所

Step4 洗剤をよく流して、全体のビフォー・アフターを確認

洗い終わったら、シャワーで泡が出なくなるまでしっかり流します。
この段階で見てみると、床全体のトーンがパッと明るくなり、気になっていた黒ずみやピンク汚れがかなり減っているのが分かるはずです。

ブラシで擦った後

Step5 まだ残る「しつこい点汚れ」をピンポイントで攻める

全体を流した後も、よーく見るとポツポツと黒い点のような汚れが残っていることがあります。
これは少し頑固にこびりついた汚れです。

こうした部分だけ、もう一度洗剤を少し足して、歯ブラシで「円を描くように」クルクルと数十回こすってみてください。
これだけで、しつこい点汚れも驚くほど薄くなるか、消えてしまいます。

軽くこすっても残るしつこい汚れ

軽くこすっても残るしつこい汚れ

しつこい汚れもブラシで入念に擦って落とした

Step6 水を切って、換気して終了

最後に、タオルやスクイージーでざっくりと床の水分を切ります。
そのあと換気扇を回して、床をしっかり乾燥させましょう。
カビ予防の基本は「乾燥」です。ここまでやれば完璧です!

慣れれば、Step1〜6まででトータル10分~15分程度で終わります。

週2回続けるとどう変わる?現実的な運用イメージ

この掃除を初めてやる時は、溜まった汚れを落とすのに少し時間がかかるかもしれません。
でも、一度リセットしてしまえば、あとは「週2回」のペースで軽くブラシを当てるだけで、あの頑固な汚れはつかなくなります。

  • 毎日:お風呂上がりにザッとシャワーで流す
  • 水曜・日曜:入浴ついでに、気になるところだけ歯ブラシでシャカシャカ

これくらい「ゆるい」ルーティンで十分です。
「完璧に真っ白にしなきゃ」と気負わず、「黒ずみさえなければOK」くらいの気持ちで続けるのが、キレイを保つコツですよ。

ほっカラリ床以外の浴室床に応用する場合の注意点

ここまでほっカラリ床を中心にお話ししましたが、他の種類の床を使っている方も基本の考え方は同じです。
ただ、素材によって少し注意点があるので簡単にまとめておきます。

FRP床の場合

多くの賃貸や一般的なユニットバスで使われている、硬いプラスチックのような床です。
基本は「浴室用中性洗剤」と「スポンジ」で洗いますが、細かい凹凸に入り込んだ汚れには、今回の歯ブラシ掃除が応用できます。
ただし、硬いタワシでこすると傷がつき、逆に汚れやすくなるので注意が必要です。

タイル床の場合

タイルそのものは丈夫ですが、汚れやすいのは「目地(継ぎ目)」です。
目地には歯ブラシが最適!
注意点として、カビ取りのために「塩素系漂白剤」を使う場合は、酸性タイプの洗剤と絶対に混ざらないようにしてください。

ビニル・シート系の水はけ床の場合

LIXILの「キレイサーモフロア」など、各メーカーの水はけが良い床も、構造はほっカラリ床に似ています。
基本は中性〜弱アルカリ性洗剤+柔らかいスポンジやブラシでOK。
必ず取扱説明書を読んで、使ってはいけない道具(研磨剤入りスポンジなど)がないか確認しましょう。

大理石・木製の床は別扱い

天然石や檜(ひのき)のお風呂などは、一般的な洗剤(特に酸性やアルカリ性の強いもの)を使うと、変色やシミの原因になります。
今回紹介した「バスタブクレンジング」なども使用不可のケースが多いので、必ず「石材・木材専用」のクリーナーを使ってください。

まとめ 〜ほっカラリ床は「週2回ブラシ」で十分キレイを保てる

ほっカラリ床の掃除について、ポイントをおさらいしましょう。

  • 溝の黒ずみ・ピンク汚れは、皮脂や水垢が溜まって水はけが悪くなっているサイン。
  • 基本は「弱アルカリ性の浴室用洗剤」+「やわらかい歯ブラシ」が最強コンビ。
  • 力を入れすぎず、溝に沿って優しくこするだけでOK。
  • 毎日じゃなくて大丈夫。週2回のペースなら無理なく続けられる。
  • 他の素材の床でも応用できるが、必ず取扱説明書の「使用NG」項目を確認する。

頑固汚れを一度リセットしてしまえば、あとは入浴のついでにササッと歯ブラシを動かすだけで、あの快適な床が維持できます。
ぜひ、今日のお風呂上がりに、床のタイル1マス分だけでも試してみてください。「あ、意外と落ちる!」と実感できるはずですよ。

メリ爺が実際にやってみた感想

歯ブラシで優しく擦るだけで落ちますが、しつこい汚れとなると小刻みに高速でブラッシングする必要がありますね。

一番のネックは歯ブラシの面積。もっと広くて一気に大量に擦れる毛が柔らかいブラシが欲しい・・・探しているんですが無いんですよね!あったら是非購入して検証したいと思います!!

 

 

 

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