内臓脂肪と皮下脂肪は何が違う?男女差や性質の違いを解説!

全体
スポンサーリンク

同じ脂肪細胞でも内臓周辺につく内臓脂肪と皮膚の下につく皮下脂肪があります。

内臓脂肪は男性に付きやすく皮下脂肪は女性に付きやすい傾向があり、内臓脂肪は食事制限や運動などで落としやすく皮下脂肪は一旦ついてしまうとなかなか落ちないことから内臓脂肪は「普通預金」皮下脂肪は「貯蓄預金」とも言われています。

今回はそうは言われているけどなぜ?という疑問について解説していこうと思います!

スポンサーリンク

皮下脂肪は落としにくく内臓脂肪は落としやすい?

みなさんが思春期を過ぎているのなら、もう貴方の脂肪細胞の数は変わりません。

脂肪細胞の数は胎内・幼少期・思春期の3段階で増えていき、それ以降は増えることも減ることもない細胞なのです。大きく肥大するのみ。

この3段階の時期に肥満だった方は脂肪細胞の数がそもそも多い可能性が高く「脂肪細胞増殖型」の肥満になりやすいと言えるでしょう。皮下脂肪は脂肪細胞の数が多く肥大するまでに至らない小さな脂肪細胞が沢山存在します。この数を減らすことは出来ないので皮下脂肪を小さくすることは容易ではないのです。

それ以降では食生活や運動不足による理由で脂肪細胞ひとつひとつに中性脂肪がたくさん溜め込まれ大きく膨れ上がる「脂肪細胞肥大型」の肥満が多くなります。もともと脂肪の数が少ない内臓では肥大が起こりやすく、ひとつの脂肪細胞に中性脂肪をどんどん蓄積して大きくなってしまいます。生活によって肥大しているので、生活習慣の改善で縮小されやすく比較的落としやすい脂肪になります。

また、内臓脂肪がこのようにどんどん肥大していくのも内臓という場所も関係してきます。栄養は腸管で吸収し肝臓に運ばれます。その途中にある脂肪細胞は貯蔵にも分解にもとても活用されやすいという特徴があります。溜め込まれやすい分、エネルギーとして活用もしやすい脂肪。内臓脂肪は分解や貯蔵が常に行われている場所なのです。

食事や運動によって増えすぎた脂肪もエネルギーとして使われやすく減らすこともそう難しくはない脂肪なのです。

内臓脂肪は男性が皮下脂肪は女性が付きやすい?

一般的に内臓脂肪は男性に付きやすく、皮下脂肪は女性に付きやすいと言われていますね。それは何故でしょうか。理由は性ホルモンに関係してきています。

以前に女性には体脂肪が大切だという話をしました。体脂肪は女性ホルモンの材料になっているのです。

皮下脂肪は女性の味方!脂肪の落としすぎが招くデメリット
細い=スタイルがいいという間違った認識がまだ根強く残っている現代。ダイエットに励んでいる女性たちのなんと多いことか! もうダイエットは生活の一部みたいな感じでしょうか。 でもちょっと待って。その脂肪は本当に落として大丈夫?もしか...

この女性ホルモンの材料になる脂肪は主に皮下脂肪組織が担っているので、皮下脂肪が少なくなりすぎると女性ホルモンのエストロゲンが減ってしまい無月経になってしまいます。

女性はエストロゲンを作るために皮下脂肪が付きやすくできているのです。男性も皮下脂肪が多くなりすぎてしまうと女性っぽい体つきになってくるのもそのせい。女性ホルモンが生成されやすくなるからです。

男性は男性ホルモンにより女性より筋肉量が多いですよね。筋肉量が多いのでエネルギーをより必要とします。エネルギーとして活用しやすい場所にエネルギー源である中性脂肪を蓄える傾向があるのです。

実際にため込むかどうかは食生活に影響しますが、男性ホルモンが多い方は内臓脂肪も多くなりやすい傾向にあるのではないでしょうか?

 

脂肪は単なるエネルギー貯蔵庫ではない!

脂肪細胞はエネルギー源である中性脂肪を貯蔵し必要な時に遊離脂肪酸とグリセロールに分解して血液中に放出するというエネルギー貯蔵庫の役割があります。

しかし、それ以外にも大事な役割があることが分かっています。それはあらゆるホルモンの分泌

脂肪細胞はホルモンを分泌する生理活性物質アディポサイトカインでもあるのです。

脂肪から分泌されるアディポサイトカインには善玉と悪玉があります。

善玉には糖質や脂質の代謝促進し動脈硬化を抑制するアディポネクチンや食欲を抑制したり交感神経を活性しエネルギー消費を高めるレプチンがあります。(ただし、レプチンは交感神経を活性し血圧を上げてしまう働きもあります)

脂肪細胞そのものが脂肪をこれ以上溜め込まないように食欲や代謝をコントロールしているのです。

悪玉にはインスリン抵抗性を起こすレジスチンやIL−6、血栓を作りやすくするPAI−1、血圧を上げるアンジオテンシノーゲンなどがあります。この悪玉によって生活習慣病が起こりやすくなってしまうのです。

内臓脂肪が増えるとなぜ悪い?

では、脂肪細胞は自ら増えないようにコントロールしているはずなのに、なぜどんどん増えていくのでしょうか。それは生活習慣の乱れによりサイトカインの分泌が正常に機能しなくなってしまうから。

ストレスや生活習慣などの要因で食べすぎたり運動不足が続くと内臓脂肪へ中性脂肪が蓄積されます。

内臓脂肪はもともと脂肪細胞の数は少ないと全章でお話しましたね。内臓脂肪への蓄積が増えると脂肪細胞ひとつひとつの中性脂肪蓄積量が膨れ上がります。脂肪細胞には中性脂肪のほかに核やミトコンドリアなど細胞の働きに重要な器官が存在していますから、中性脂肪が大きく膨れ上がることで細胞の働きが阻害されてしまいます。

このような状況になると善玉ホルモンの分泌が減少し悪玉物質が増加することが分かっています。食欲抑制機能やエネルギーを高める機能が弱くなるのと同時に、悪玉ホルモンの作用が強くなり生活習慣病のリスクが高くなってしまうのです。

食生活や運動で内臓脂肪を減らしていくことで善玉ホルモンの働きも正常に戻り、自らある程度はコントロールできるようになります。自然に脂肪量を一定にキープできるようになるでしょう。

皮下脂肪は増えても良い?

内臓脂肪は健康面であらゆる悪影響があり減らしていく必要がありますが、皮下脂肪はそれほど悪さはしない脂肪です。ただし、増えすぎると関節に負担がかかったり見た目が悪くなってしまいます。

健康面ではさほど影響はありませんが、皮下脂肪が標準以上付いてしまうということは日頃の生活に問題がある場合が多く内臓脂肪も付きやすくなってきますのでバランスの良い食事と適度な運動を心がけると良いでしょう!

〈今回参考にさせていただいた記事〉

脂肪細胞から分泌される生活活性物質

最後までお読みいただきありがとうございます。
よろしかったらはてなブックマークこのエントリーをはてなブックマークに追加に登録をお願いします!

ブログランキングにも参加しています。投票していただけると嬉しいです。

にほんブログ村 美容ブログへ
にほんブログ村


きれからのTwitterをフォローしてくれると嬉しいです。
最新記事のお知らせも出しています。
セラピストKaori

関東で女性専用ボディメイクメソッドを教えるインストラクター。
整体師・カイロプラクター・パーソナルジムトレーナー・ヘッド&フットセラピストなど幅広い分野で活動し日々体と向き合う。
専門知識を踏まえた真の「きれいな身体」について考えるボディメイク整体師。

セラピストKaoriをフォローする
全体
スポンサーリンク
セラピストKaoriをフォローする
きれいな身体の作り方

コメント

タイトルとURLをコピーしました