「最近なんだか顔が縦に伸びたような気がする。」そう感じたら老け顔のサイン。
頭蓋骨が伸びるわけはなく、これは加齢とともに顔のお肉が下がってくる事でそう見えている状態なのです。
長く見える顔や老けた印象を与えるポイントは頰の位置。加齢による頰の下垂で顔が長いイメージになり、ほうれい線やブルドッグ顔になってしまうのです。
全て年齢のせい?仕方ないもの?いえいえ、今からでも頰の位置はあがりますよ!
頰の位置が下がる原因
昔は頰の丸みが頬骨の上の方にあったのに、今は下へ下がって頬骨の位置へ。丸みもふっくらというより骨っぽくなってしまっていませんか?
加齢のせいだけではなく、最近は若い年齢から下がってきてしまう人が増えているので要注意!
頰の位置が下がってきてしまう原因は以下の3つです。
- 加齢によるハリ弾力低下
- 表情筋の筋力低下
- 下を向く生活の常習化
思い当たる項目があったら即対処していきましょう!
加齢によるハリ弾力低下
当然のことながら加齢とともに水分量やコラーゲンなどが減りハリ弾力が低下します。ハリで保てていた頰は徐々に下へさがってきます。
これは放っておけばだれでも起きてくる自然現象ですが、肌ケア次第で水分量をある程度キープすることができ、ハリと弾力を維持できます。
ハリ弾力アップ!ケア方法
化粧品や美容ケア商品はたくさん良いものがありますが、今回は50歳を過ぎても肌艶キープしている美肌の女性たちがオススメする低コストで効果抜群!の保湿法を紹介します。
用意するものは馬油のみ。
普段使っている基礎化粧品と合わせて使うだけで吸収力もアップ!乾燥しがちな肌にハリ弾力が戻ってきます。40歳をすぎて『肌の水分量が減ってきたかも?』『日中乾燥で突っ張る感じがする』など気になってきた方に最適!
【馬油の使い方】
- 洗顔して濡れた顔にそのまま馬油を馴染ませます。
- 馴染んだら普段通りの基礎化粧品(化粧水・乳液・美容液)でケアをします。
「水にオイル??」「しかも化粧水の前!?」
という声が聞こえてきそうですが、馬油はとても浸透性の高い脂です。人間の皮脂ととてもよく似た成分なので皮脂との馴染みがとても良く、水分ごと肌に浸透していきます。更にその後の化粧水の浸透も格段にアップ!そして浸透させた水分を逃がしません。
乾燥する冬でもお肌はぷっくり潤ったまま長時間キープできるのです。
濡れていない肌に使うときは、馬油をのせた後に、ウォーターミストをかけても同じような効果が得られます(^_-)
夜やると翌朝ももっちり。
朝やると1日乾燥知らず。
馬油は優れた保湿力をもっていながらも低コストなのでどなたでも気軽にはじめられます!購入するなら100%の純馬油を探してくださいね。ドラッグストアでも売っているので是非おためしを♪
(ちなみに私はソンバーユを使用してます!)
表情筋の筋力低下(頬骨筋)
どんなに肌ケアをしっかり行ってハリ弾力があったとしても表情筋が衰えてしまっていたら下垂は進みます。
普段無表情だったりムスッとしている表情の多い人、笑うことの少ない人などは要注意です。
「頬の位置を上に保つ筋肉」=「笑う時に使う筋肉」。具体的には大頬骨筋と小頬骨筋と口角挙筋が挙げられます。
大頬骨筋は口角から頬骨まで伸びていて、笑う時に収縮され盛り上がります。
小頬骨筋は大頬骨筋の内側に付いていて、頰の頂点を膨らませる筋肉です。
口角挙筋はその名の通り口角をあげる筋肉で笑う時に作用します。
無表情だったりムスッとすることが多い生活をしているとこの筋肉は使われず弛んでいきます。大頬骨筋や小頬骨筋が弛むと重力に負けて頰がさがってきてしまいます。
たくさん笑う人や接客業など仕事で口角を常にあげている人は、頬の位置があまり下垂しないのも筋肉が普段から使われているから。
逆にデスクワークや無言で作業をする事が多い人ほど下垂してしまいがちです。
普段から表情豊かに!たくさん笑う!そんな生活をしていると自然と頬の下垂は食い止められるでしょう。
笑った瞬間から頬はぐっと上がって何歳も若くなるんですよ^ ^
頰をあげる筋肉を強化する!
筋肉の衰えは悲しきや誰にでも確実にやってくるもの。だからこそ、40歳を過ぎたらトレーニングも入れて衰えを防止していくことをおススメします。
毎日習慣として続けるだけで10年後の顔に差が出ますよ!
頰をあげる筋肉トレーニング
ステップ❶まずは頰を動かす感覚を覚える
いきなり頰をあげようとしても、普段から意識してあげていなければなかなか動かし方が分からないもの。
あげているつもりが、実際に鏡をみると全然頰の位置があがっていなかったりします。
まずは鏡を見て、頰の位置をあげる感覚の練習です。
はじめは頰のトップを手で触ってあげながら筋肉を動かすと意識が向きやすいですよ!
ステップ❷表情筋トレーニングで強化する
頰の筋肉を意識的に動かせるようになったら次は表情筋トレーニングで強化です!
【頬を上げる筋肉トレーニング】
- 頬をしっかり大きく上げる、緩めるを繰り返す(10〜20回)
- 小刻みに早く頬を動かす(20回程度)
- 最後に息を数回フーっと吐き頬の緊張を緩める
※鏡を見ながら行いましょう。
初めはプルプルするかもしれません。それは筋肉を普段動かせていない証拠。トレーニングをする前にまずはしっかり動かせるようになることが大事です!
普段から自然に頰をあげる意識を
頬を自然に上げられるようになったら、歩いているとき・電車に乗っているとき・車の運転、などなど普段無表情になりがちな場面でも頬をあげる意識をしましょう。
筋肉が強化されてくると自然に頬を上げられるようになります。
車の運転の時など誰の視線もない時には思い切りあげて緩める表情筋トレーニングもいれていくと良いでしょう。(くれぐれも脇見はせずに!)
下を向く生活の常習化
若い年齢にも増えている頬の下垂はこれが大きな原因になっています。
パソコン・スマホなどが普及し、触っている時間がとても増えてきました。パソコンやスマホを触っているときは無表情で下を向きがちですよね。
このパソコンやスマホの操作が原因で頬が下垂してしまう現象は「スマホ顔」とも呼ばれています。
電車の中で周りを見渡すとみんな下を向いてスマホをいじってますよね。
若いのにほうれい線が出来てしまう人も近年では沢山いるようなので気をつけましょう。
スマホを見るときは脇を締め、顔の位置までスマホを持ってきて操作をするとスマホ顔やスマホ首予防にもなります(^_−)−☆
スマホ首とはスマホ操作によって引き起こされるストレートネックのこと。最近特に多いからこそ名称まで出来ているのですね。スマホ首についてはこちらに詳しく書いてありますので合わせて読んでみてくださいね(^_−)−☆

さらにうれしい効果が!
表情筋は小さい筋肉です。重力に負けないためには普段から使ってあげることが大切。
筋肉が動くようになると、筋肉に酸素や栄養が送りこまれ、老廃物も流れやすくなります。
新陳代謝がよくなることで肌のくすみも浮腫みも解消しやすくなります。
筋肉を動かしたところには成長ホルモンも作用されますのでハリ弾力にも効果があります!
筋トレは体だけでなく顔にも有効です。慣れてきたら毎朝のフェイササイズとしてたくさん動かしてあげてくださいね(^_−)−☆
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